初めての英語のスピーチって、とても不安ですよね。人前でのスピーチはただでさえ緊張するのに、それが英語となると更にハードルは上がります。しかし英語のスピーチは前もって準備をしておくことで、英語が苦手な人でもある程度は対策ができます。

そこで本記事では、
・英語のスピーチのコツ
・英語のスピーチで役立つフレーズ
・英語のスピーチの参考になる動画
について紹介。

本番直前でも役立つ知識ですので、英語のスピーチを控えている人はぜひ参考にしてみてください。

 

 

1.英語のスピーチのコツ7

一見ハードルが高い英語のスピーチですが、コツさえ掴めば初心者でも最低限のレベルのスピーチを行うことは可能です。

まずは英語のスピーチのコツについて紹介していきます。

 

1.1.大きな声でハキハキが基本

聞き取りやすいスピーチとは、ずばり「大きな声でハキハキ話す人のスピーチ」です。

自分の英語に自信がない人ほど、萎縮して小さな声になってしまいがちですが、ハキハキ話さないとより一層英語を聞き取ってもらえなくなるだけです。多少発音やアクセントが間違っていても、大きな声でハキハキ話せばある程度の意味は汲み取ってもらえます。たとえ英語が苦手でも、思い切って大きな声を出すよう心掛けましょう。

 


1.2.
話し方に抑揚をつける

特に相手に伝えたい部分を強調して話すと、聞き手は一気にスピーチが聞き取りやすくなります。

例えば、

Today, I’d like to talk about Human history.

(本日私がお話するのは「人類の歴史」についてです。)

という一文があった場合。

もっとも伝えたい部分はスピーチの主題が「Human history(人類の歴史)」であるということなので、この「Human history」というワードを、力強く大きな声で発音します。英語に抑揚をつけるだけで、スピーチの質は一気に上がります。

 

1.3.身振り手振りを交える

スピーチに限らず、英会話における身振り手振りは気持ちを伝える上で大きな助けとなります。

例えば、

・数字や規模の大きさを伝えたい時

手で大きな丸を描くジェスチャー

・数字や規模の小ささを伝えたい時

指で豆粒を掴むようなジェスチャー

などですね。

 

英語が苦手な人ほど、たくさんのジェスチャーを取り入れて視覚的にも伝わりやすいスピーチを心掛けましょう。

 

1.4.自信を持って話す

自信がなさそうな人のスピーチは例え内容が良くても「何か信用できないな」という気持ちを抱かせがちです。逆に自信有り気に話す人は、「何か説得力がある」という印象を抱かせやすいです。例え英語が苦手でも、自信を持って話すのが大切。相手が聞きたいのはあなたの英語そのものではなく、スピーチの内容だということを忘れないようにしましょう。

 


1.5.
初心者のうちは原稿を作っておく

「原稿の丸暗記は良くない」という話をよく聞きますが、英語初心者にとってアドリブで英語を話すのはほぼ不可能です。

スピーチに慣れていない人は、一旦は原稿を作っておくのが無難です。特にスピーチの時間が定められている場合は、あらかじめ話す内容を決めておかないと時間が大幅に余る、もしくは大幅に超過するというトラブルにも繋がりかねません。まずは原稿を作成し、その原稿をもとにスピーチの練習をしましょう。

 

1.6.可能であればユーモアも交える

特に長いスピーチだと、聞いている側は話を聞くことに対して疲れてしまいがち。そんな時に有効なのがユーモアを交えたスピーチです。

所々にユーモアを交えることでスピーチに緩急がつき、聞き手がリラックスできるようになります。ただし英語が苦手な人が無理やりユーモアを交えようとしてもぎこちなくなってしまうだけなので、上級者向けのテクニックとも言えます。

 

1.7.構成を意識する

スピーチは好き勝手話せば良いというものではなく、ある程度の決まった構成が存在します。聞いている側が自然にスピーチに入ってこられるよう、構成に沿って話を進めていくのが大切。具体的な英語のスピーチの構成については、次章で解説していきます。

 

 

2.英語のスピーチの構成は「序」「本」「結」

英語のスピーチを行う際は、
①序
②本
③結
の順番で話していくと、聞いている側に負担がかかりにくいです。

具体的には、
①序
冒頭の挨拶やスピーチの概要
②本
スピーチの本題
③結
スピーチの総括、聞いてくれた人へのお礼

といった流れになります。


「序」、「本」、「結」、それぞれにおいて定番のフレーズがあるので、それをもとにスピーチを組み立てていくのがおすすめです。

 

3.【英語のスピーチ】「序」の部分で役立つフレーズ

まずは英語のスピーチにおける「序」の部分で役立つフレーズの紹介です。

 

3.1.最初の挨拶をする時

スピーチが始まったら、まずは聞いてくれる人に対して一言挨拶をしましょう。

Hello, everyone.

(皆さんこんにちは。)

It’s pleasure to see you today.

(本日は皆さんにお会いできて光栄です。)

Thank you for giving me a chance to talk today.

(本日はお話しする機会を頂き、ありがとうございます。)

 

3.2.自己紹介をする時

自己紹介はなるべく手短に、一言二言で済ませましょう。

Let me introduce myself briefly.

(簡単に自己紹介させてください。)

My name is 〇〇, work as mechanical engineer.

(私の名前は〇〇です。機械エンジニアとして働いています。)

To be honest, this is the first time to make a speech in English.

(実を言うと、これが初めての英語のスピーチなんです。)

 

3.3.スピーチの概要を説明する時

英語のスピーチに限らずですが、本題に入る前に話の概要を説明しておくのは大切です。

Today I’d like to talk about.

(本日は~についてお話します。)

The purpose of this speech is.

(今回のスピーチの目的は~です。)

 

4.【英語のスピーチ】「本」の部分で役立つフレーズ

続いては英語のスピーチの「本」の部分で役立つフレーズです。

 

4.1.グラフの説明をする時

特にパワーポイントなどを使ったスピーチだと、グラフを使った説明は多くなるはずです。英語でグラフの説明をする際は、下記のフレーズが定番です。

This graph shows.

(このグラフは~を示します。)

You can seeon this graph.

(このグラフから~ということが分かります。)

On this graph, you’ll notice.

(このグラフから~ということに気づくでしょう。)

 

 

4.2.理由・根拠を述べる時

何かを主張する時は、理由や根拠を付け加えると説得力が増します。

The reason I guess ○○ is.

(私が〇〇と推測する理由は~だからです。)

The premise of ○○ is.

(〇〇の根拠は~です。)

This data is based on.

(このデータは~という根拠に基づきます。)

 

4.3.質問風の話し方をする時

英語のスピーチには、聞き手に質問を投げかけて興味を引くというテクニックがあります。

Have you ever thought about?

(今までに~について考えたことはありますか?)

Do you think why it is?

(なぜだと思いますか?)

Do you think this is right?

(これが正しいと思いますか?)

Do you know how to?

(~する方法を知っていますか?)

 

4.4.話を切り替える時

話の話題が変わる際は、話題の切り替えについて簡単に言及するとスピーチが分かりやすくなります。

Next, I’d like to talk about.

(続いては、~についてお話します。)

Now, let’s move on to.

(それでは、~について話題を移しましょう。)

 

5.【英語のスピーチ】「結」の部分で役立つフレーズ

続いては英語のスピーチの「結」の部分で役立つフレーズです。

 

5.1.スピーチの内容をまとめる時

スピーチの最後は、自分が話した内容を簡単に総括して終わります。

Let me look at the main points again.

(もう一度、重要な点について振り返ります。)

In summary, I’d like to say.

(要約すると、私は~ということを言いたいのです。)

 

5.2.オーディエンスへの感謝を述べる時

聞いている人への感謝の気持ちを述べたら、無事スピーチ終了です。

Thank you for listening.

Thank you so much for your attention.

(ご静聴ありがとうございました。)

 

6.英語のスピーチのお手本が見たいなら「TED」がおすすめ

「プロの英語のスピーチを参考にしたい」という人には、TEDがおすすめです。

TEDとは世界中の著名人が集まってスピーチをする国際講演会であり、過去に数々の名スピーチが生まれています。スピーチの内容は多岐にわたり、政治や宗教、文化やテクノロジーなど様々。

TEDの過去のスピーチ動画は公式アプリをダウンロードすれば全て無料で視聴できます。自分の好きな分野やスピーチをする予定の分野の動画を参考にすると良いでしょう。

ここでは、英語のスピーチの参考になるおすすめのTEDの動画をレベル別に紹介していきます。

 

【初心者向け】英語のスピーチの参考になるTEDの動画

セバスチャン・スラン「グーグルの自動運転について」

Googleが開発している自動運転技術について語られた動画です。

自動運転技術の解説はもちろん、「自動運転によって、交通事故で失われる命をなくしたい」というメッセージも込められています。

英語がゆっくりで、また動画自体も短めなので、初心者が参考にするのにおすすめの英語のスピーチです。

 

ペル・ペシ「夢をダメにする5つの方法」

ブラジル人の起業家ベル・ペシ氏によるスピーチです。

タイトルはちょっとネガティブですが、「表向きだけを見て、騙されてはいけない」という前向きなメッセージが語られています。

ネイティブによるスピーチではないのでなまりは多少あるものの、その分使われている英語がシンプルであり初心者でも理解がしやすいです。

 

【中級者向け】英語のスピーチの参考になるTEDの動画

アポロ・ロビンス「注意をそらすテクニック」

スリの技術を科学的知見から説明しているスピーチです。

観客への問いかけや実演を多用することで、聞いている人を飽きさせずに話しているのがこのスピーチの特徴。

情報量が多い割にテンポよく進んでいくので、最後まで興味を持って聞くことができます。

 

マット・カッツ「30日間チャレンジ」

Googleの社員でもあるマット・カッツ氏が「30日間何かにチャレンジし続けた結果」について語ったスピーチです。

「物事はとりあえず30日間継続することで、何かしらの成果が得られる」というメッセージが込められており、聞いているだけでポジティブな気持ちになることができます。

英語のスピードはやや早いものの、ジョークや画像が多めなので比較的理解しやすいです。

 

【上級者向け】英語のスピーチの参考になるTEDの動画

リック・エリアス「不時着事故から学んだ3つのこと」

映画としても有名な不時着事故「ハドソン川の奇跡」。このスピーチは飛行機の最前列に座りながらも生還したリック・エリアス氏のスピーチです。

「死を目前にして何を思ったのか?」というスピーチの内容は、その臨場感に思わず引き込まれてしまいます。

英語のスピードはやや早めで、専門用語も多いため、上級者向け英語のスピーチとなっています。

 

ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」

タイトルにもある通り、学校教育の課題について語ったスピーチです。

批判的な内容ではあるものの、全てしっかりとした根拠を示した上での主張なので、スピーチを聞いていると思わず考えさせられます。

英語のスピードは早く、また動画自体も約20分と長めなので、上級者向けの英語のスピーチです。

 

7.英会話教室に通って、スピーチ対策を行おう!

英会話教室に通うことで、スピーチ対策となる、英語の基礎力を養うことができますよ。

そんな英会話教室の中でもおすすめなのが、Progrit。Progritは、英語コーチングサービスです。プロのトレーナーから、効率的にビジネス英語を学ぶことができますよ。

レビュー記事はこちら Progrit(旧TOKKUN ENGLISH)の口コミ・評判まとめ。率直な感想や口コミをまとめました

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8.事前準備をしておけば、英語のスピーチは怖くない!

本記事では、

・英語のスピーチのコツ

・英語のスピーチで役立つフレーズ

・英語のスピーチの参考になる動画

について解説しました。

英語のスピーチって、経験が少ないと本番を迎えるまでドキドキしっぱなしですよね。

しかし事前にしっかりと準備をしておけば、英語のスピーチはそんなに難しいものではありません。

入念に準備と練習をして、スピーチ本番を乗り切りましょう!