中学時代にホームステイでカナダに2週間、アメリカには高校時代に3週間、大学で1年間留学していた私が思う留学で英語を上達させるために必要なことは何かをご紹介いたします。
前半では、無駄な時間と費用をかけないために、最大限留学を活用できる準備をしていく方法を紹介します。後半では、留学で英語を話すためのマインドセットです。

まずはなぜ留学するかの目標を明確にしよう

まずは、なぜ留学をするかの目標を明確にしましょう。

  1. 英語力を身につけたいからなのか。
  2. 将来、海外の大学に留学したいからなのか。
  3. 海外で仕事をしたいからなのか。

etc

それぞれの理由によって、どのような経験を積むべきか。どのような下準備をすべきかが変わってきます。

まずは、なぜ留学をするのか、留学をする先に何があるのかを明確にすることが重要です。

それぞれの目的によって、必要な能力が変わってきますし、何をすべきかが変わってきます。

一つ目の語学力を高めたいという場合も、どれくらいのレベル(ネイティブレベルで通訳ができるレベルなのか、日常会話レベルなのかなど)を自分の中で定義する必要があります。

例えば、「海外の大学に留学がしたいから」を目標にするのであれば、海外の大学に留学するには、何が必要かを調べる必要があります。

具体的には、語学力を示すための試験(大抵の場合はTOEFL)、費用(海外の大学は年間数百万円などは普通です)、VISAのとり方、申請書の出し方 など多数あります。

TOEFLについてはTOEFL勉強法総まとめ 〜独学でアメリカの大学への留学を実現させた方法〜などでも説明しています。

 

また、海外で就業したいとすると、同様にVISAの問題が出てきます。VISAの取得は非常にハードルが高く、各国によってその水準も異なりますので、事前のリサーチが必要です。

 

次に現状を把握して、自分の課題が何かを分析しよう

次に必要なのは現状を把握することです。

例えば、2つ目の「海外の大学に留学がしたいから」を目標にしているとすると、英語力の面にフォーカスすると、当面の課題はTOEFLのスコアなどになると思います。

仮に、TOEFLスコアが80点で行ける大学を目指す場合だとしたときに、自分が今どれくらいのスコアかを把握する必要があります。仮に、試しに受けてみて60点だとすると、残りの20点をあげるためにどうすべきか?と考えると思います。

このように、目標と現実のギャップのことを「課題」と呼びます。その課題にたいして、いかに解決すべきかを考えることが戦略として重要になります。

 

留学に行けば英語が話せるようになるは大間違い!

英語を話せるようになるために留学に行こう!
そう思っている人がほとんどではないでしょうか?
私もそうでした。しかしそれは間違っています。

より正確に言えば、
留学に行けば英語が話せるようになることはない。英語が話せるような状態で行くとさらに完璧に近づく

というイメージです。
私は中学時代に英検で準2級を取ってからカナダにホームステイ、高校で準1級を取ってからアメリカの高校に3週間とホームステイ、ほとんどペラペラになってからアメリカの4年制大学に一年間留学をした経験があります。

しかし、実際に本当に英語力が上がったと思えたのは最後のほぼペラペラの状態で行ったアメリカ留学でした。
(但し、ほとんどペラペラといってもThe日本人の目線でのペラペラですので、本物のバイリンガルレベルでは全くない状態ですが、日本人にはすごい英語話せるね!と驚かれました)

 

もちろん期間が長いというのもあるとは思いますが、なぜほとんど喋れる状態のほうが英語力向上に役に立つかを説明します。

 

留学に行く前にしっかり英語を勉強しよう

まず留学に行く前に英語を話すための脳の回路を鍛えることが大事であると述べました。

これは、英語を話す脳の回路を作っていないと、結局会話が成り立たないからです。
留学に行くことで得られるメリットは色々ありますが、英語の面でいうと、英会話というインタラクティブな応用問題を、リスニングとスピーキングを駆使して鍛える機会がたくさんあるので、英会話の能力を向上することができる。という側面が大きいと思います。(実際ほとんどの人がそれを目的として留学に行くと思いますが)

つまりリスニングとスピーキング両方がある一定以上のレベルになっているときのみ、最も留学で英語力を上げるという目的を最大限活用できるのです。

英会話をする前に英語を話すための脳の回路を鍛えよう

英会話をする前に必要なこととして、英語を脳からアウトプットする練習が必要になります。例えば、今あなたが行っていることをすぐに英語に変換することができるでしょうか?
文法が合っているか合っていないかはあまり関係なく、とにかく今やっていること、今自分の目で見える範囲のことを英語ですぐにアウトプットできるようにする練習をすることが非常に重要です。
この練習はまず、英会話という応用問題をやる前にできるようになることをおすすめします。なぜかというと、結局のところ英語を話すための回路を作っていない段階で英会話を行っていても、それはただのリスニングの練習になってしまうからです。あくまで、英会話はリスニングとスピーキングの両方から成り立つ技術なので、両方を行う必要があります。しかし、もしまだ英語の文を頭のなかから出して、話す練習が足りていない段階は一人で英語を話す練習を先に行うことをおすすめします。
どのように練習するかは英会話初心者向けの勉強方法とは。おすすめの本・サイトを厳選して紹介!で紹介していますので、こちらの記事も読んでみてください。

 

実際に留学に行ってから英語が上達できるようになるための心構え

実際に留学に行ってから英語が上達できるようになるための心構えはいくつかあります。

よく言われることで、当たり前のことですが、日本人と日本語ばかり話していては全く意味がないということ。積極的に外国人とのコミュニケーションをしていく必要があります。
まあぶっちゃけ、そんなことわかっているよ、で他は?と思うと思います。

一つは、細かいミスなんて全く気にする必要ない、ってか気にしない。
ということです。
実際
「誰もあなたの細かい英語のミスを気にしていません!」

あなたは、日本語が片言な外国人が、
「スミマセン、イマニホンゴベンキョウシテマス。スキナアニメドラゴンボールデス」
と話しかけてきたらどう思いますか?
「え、俺もドラゴンボール好きだよ!どのキャラが好きなの?」
「なんで日本に興味あるの?」
「日本の観光名所行った?」
というように好意を持って、接してくれると思いますし、日本語頑張っててえらいし応援したいな。と思うと思います。
このとき、ちょっと文法とかミスっていても一生懸命聞いて、会話を続けると思います。

そう、あなたはあくまでノンネイティブであることは確かなのです。

ネイティブスピーカーからしたらあなたがミスをしているのは当たり前のことなのです。
それに対して、相手にアホに思われたらどうしようとか気にする必要は一切ありません。

まあ、そんなことを言っていても、自分でうまく話せていないことはわかっているので、汗が滝のように流れますけどね。笑

 

これに加えて個人的なコツのもう一つは、
「英語を話しているときはアメリカ人になりきる!」というマインドを持つことが良いと思っています笑(真剣に)
日本語を話しているときの自分と英語を話しているときの自分は、ちょっと違っていて、あくまで英語を話しているときはアメリカ人に近しい、馴れ馴れしく単刀直入に発言する人になりきっているつもりで話すのです。
そうすると、あくまで英語を話しているときは演技なんだ。と思うようにして話すことができるので、緊張がほぐれます(あくまで個人的主観ですが)

このマインドの部分は、はなからどんどん話せるような社交的な人もいますし、一概にこれが良いという方法はありません。

ただ、私は高校の留学に行く前までは、非常にシャイで初対面の人と話すのは苦手でした。しかし、この「もはやアメリカ人になりきる。なりきった自分を演じる」くらいの気持ちをもつと、恥ずかしさが抑えられますし、心がオープンになったと感じました。

 

留学に行ってから英語を上達させるためにすべきこと3つ

1. とにかく話しかける、質問をしまくる

まずはとにかく話しかけることが重要です。留学に行ったら、新しいことや不思議なことにたくさん出会うでしょう。少しでも自分にとって新しいことに出会ったら、What is it?と言って質問をしまくることが重要です。

そうした中で色々と相手の文化や、相手のことをしることができますし、それによって会話が広がっていきます。

自分が話せなくても相手が何か話すことができそうな内容があれば、会話は一方向にせよ続くことが可能なので、まずは質問をすること。質問の型をたくさん覚えておきましょう。

 

つぎのステップとしては、自分が得意で話せることに関してきちんと用意しておきましょう。

例えば、あなたが大学に留学していて、ある特定の専攻なのであれば、その専攻に近しい友人と多く関わるかと思います。であれば、同じ分野のことにつては英語で話せるようにするために、基礎的な単語については勉強しておくべきです。

私の場合は、理系でしたので、理系関連の単語については覚えていましたし、様々なプロジェクトを行う過程で必要な単語や自分がやっているプロジェクトについては流暢に説明できるように準備をしていました。

 

他にも、留学生あるあるですが、自分の国についてきちんと説明できるように準備しておくべきです。よくコメディなどで真似されるほど、留学生は「In my country,」から始まる話をすると言われています。ただ、実際他国に行って一番感じるのは、自分の国との違いですし、それについて語れると思います。

幸い、日本は世界的に見ても好印象を持たれている国の一つだと思いますので、Where are you from?と聞かれた時にFrom Japanと答えるとCool!と言われたりするほど、好印象だったり、外国人が興味を持ってくれたりします。

ですので、臆せず自分の国と相手の国との違いだったりを話してみるのは話のきっかけとしてありなのではないでしょうか?

 

2. ローカルのESLサークルなどを探してみる

次にやるべき手段としてはESL:English as a Second Languageという英語を第二言語として学んでいるサークルなどに入ることです。

どうしても、英語を母国語としている人たちと一緒だと英語が通じなくて辛い思いをすることもあるかもしれませんが、お互い第二言語として英語を学んでいると相手を許すことができますし、お互い頑張っていこう!という気持ちになります。

私の場合は、地域のキリスト教関連の団体がそのようなESLのコミュニティを開催しており、ネイティブスピーカーがボランティアで教えてくれるということがありました。

特にアメリカの場合などは、キリスト教の人なども多く、そのような団体も多いです。日本では無宗教の人が多いですが、そのような様々な宗教の人たちだったり、様々なバックグランドを持った人たちと話せるのは非常に面白い経験だと思います。

 

また、ESLに限らずボランティアで英語を教えるようなコミュニティも存在するので顔を出してみても良いかもしれません。もちろん、色々な種類の団体があったり、中には怪しいところもあるかもしれないので、きちんと調査しておくべきではあると思います。

 

3. 世界中の友人を作る

最後に、当たり前ですが、世界中の友人を作ることをおすすめします。

個人的には、英語を学ぶという観点で留学は貴重かもしれませんが、世界中の友人を作り多様な価値観を知ったり、多様な生き方を垣間見れるのが留学の最大の醍醐味だと思います。

なんだかんだ、日本は非常に恵まれた国で、起こることも至って普通です。でも世の中には、それこそ戦争といったような過酷な環境に身を捧げなければ行けない人達がたくさんいます。

身近なところでいうと、韓国とシンガポールは兵役があるので、軍隊出身の人が多いですし、もちろんアメリカにも存在します。そのような人たちが経験してきたことや、体験談を聞くと改めて、日本はなんて平和な国なんだと思ったりします。

また、特にアメリカの場合はビッグドリームを持った人たちがたくさんいます。「私は将来こうししたい」「私は将来こうなりたい」を語っている人たちがたくさんいて、非常に刺激的になります。そして、同じようなことを日本で言った場合、「現実を見ろ!」と言われそうな内容でも、いいね!やってみなよ!Why not?と言ってくれるような文化があったりします。

また生き方にしても、終身雇用制を前提に考えていない人も多く、そろそろ会社やめて一年間くらいオーストラリアでワーキングホリデーしようかと思っているだよね。なんて人はたくさんいますし、働きすぎず、自分が良いと思うライフスタイルを貫くという人もたくさんいます。

管理人はいわゆる日本の大企業に勤めていることもあり、日本の一般的な会社員とは違う生き方をしている人たち、またそれを目指す人達が実際にいて、楽しくすごしていることを知っているので改めて、自分がどう生きたいかなどを考えるきっかけを彼らは与えてくれたりします。

 

このように、留学などを通して多様な生き方や価値観を持った人たちと実際に接することができることが何よりも貴重ですし、彼らと接することで自ずとグローバルに活躍できる人間としての基礎力を身につけられると思っています。

このような素敵な人たちと出会えることを期待し願っています。

 

最後に、留学を最高の経験にするために

あなたにとって役に立つかは定かではないですが、是非一度試してみて、自ら英語で話し、自ら国際的なコミュニケーションをしていく醍醐味を感じれるようになることを願っています。

他にもなにかおすすめの方法などあれば、是非コメントまたは個人的に連絡して教えて下さい!留学で英語をマスターしたいと思っている方全員に向けてエールを送ります。

 

何かわからないところや、追加で質問したいこと、困ったところがあれば随時質問を受け付けております。

(個人で運用しているサイトのため、返信が遅れることがあります)

以下ツイッターアカウントまたは匿名の質問サイトであるPeingで質問してください!

Peing: 独学.funの質問箱

よくある質問についてはまた別途まとめていこうと思います。

また、もっと良い本とかサイトなどがあれば同様にDMまたはリプライで教えてください。

 

独学をもっと楽しく!